生ごみ堆肥を作る-カルスNC-R-古い土の再生方法

園芸

こんにちは。ご覧いただきありがとうございます♪

我が家では去年から生ごみ処理機を導入し、処理した物で堆肥を作るなど活躍してくれています。

この生ごみ処理機を使用する前に知った今回の「カルスNC-R」は、枯れ葉や残渣・生ゴミ、そして土などと一緒に混ぜ込み使用するすることでいい堆肥を作ることができる微生物資材です。

プランター等の古い土の再利用・土壌改良としても有名な商品です。(古い土に混ぜ込むだけなので手間がかかりません)

今回はこのカルスを使って堆肥を作ります。

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なぜ生ごみ処理機があるのに?と思われる方もいるかもしれませんが、実はこの方法で育てたとある花がすごいボリュームになったんです。

それがこちら

カーネーションです。(1株です)

種から育てたのですがこの株だけ育苗期から育ちが違うように感じ、他と分けていました。
種まき時は普通の培養土だったので本当にたまたまこの株だけ特別だった可能性もありますが、定植はカルスを使った土で鉢で育てていました。

この事もあり、もう一度カルスを使って土作りをしてみたいと思い今回再挑戦です。

枯葉や残渣でもできますが、今回は生ゴミでの我が家のやり方をご紹介します。

基本的にこの方法も生ごみ処理機と同様、投入する食材に関しては野菜クズ、味付けしてない食材、果物の皮、肉魚以外です。肉・魚はにおいが強く、猫やカラス、ネズミを呼び寄せてしまうので入れないようにしましょう。

ゴミが出るたび毎日やるわけではなく、私の場合は2,3日に1回位で、ゴミの量によって変わります。

今回使用したプランターは不織布プランターの10ガロン(直径約40cm,高さ約30cm)です。
普通のプラスチック製でも可能ですが、土の水分が多すぎると腐敗する可能性が高くなるので通気性がよさそうな不織布プランターを選びました。

やり方は簡単。

プランターに古い土→生ゴミ→カルス→米糠→土の順でどんどん入れていきます。(画像に若干生ゴミ写るので苦手な方は飛ばしてください)

量としてはカルスは全体に軽くまぶす程度、米糠は多めに…結構「だいたい」でやってしまってます。(カルス使用時は製品パッケージやHP等を確認してください)

最後に土をかぶせて水をかけて終わりです。(土をかぶせるのはにおい漏れを防ぐためです)

ちなみに今回は市販の安い培養土を使っていますが、基本的に古い土を使ってください。
栄養過多になる可能性がありますので、市販の培養土を使う場合は肥料が入っていない・または少なめの物を使うか赤玉や古い土を混ぜて薄めるなどしましょう。

そして土を被せた後はできれば不織布収納袋や洗濯ネットに入れたり防虫ネットをしてください。虫の侵入を防ぎ、完成後も安心して土を使用できます。

置き場所は雨の当たらない軒下等に置きます。

畑等で行う場合は穴を掘り、上記と同じ方法で最後に土を被せればOKです。2回目以降は少し場所をずらして同じことの繰り返しです。

↑この方法が1番簡単で手間なくできる方法ではありますが、失敗を減らしたい・生ごみが大量にある場合などはこの方法で行うと腐敗する部分が出る可能性があるので、できれば全てを混ぜ合わせてから最後に土を被せるのをおすすめします。

混ぜることで微生物がまんべんなく広がり分解が早く・ムラなく進みます。また、水分や空気のバランスがとれ、発酵が安定し、悪臭や腐敗を防ぐ効果もあります。

基本的にこの繰り返しを行ってプランター上部まできたらそこから2,3週間で完成します(季節によります)

完成の合図は生ゴミなどの形がほぼない・混ぜた時に土の臭いがする(酸っぱいにおいや腐敗臭がしない)、灰色など明らかに悪い菌がない(白い糸状のふわっとしたカビは糸状菌という良いカビです)ことです。

 

ここで注意点。【水分】についてです。

カルスは水分過多でも腐敗しますが、乾燥のし過ぎも失敗の元となります。微生物は水分がないと活動できないため、活動が停止し分解が進まない・腐敗による異臭など様々な問題がでてきます。

常に「湿ったスポンジくらいの水分量」をキープするように、日々チェックすることが重要です。

また、完全放置よりも時々混ぜることで空気(酸素)が均等に取り込まれ、好気性微生物の活動が活発になり、分解スピードが上がります。毎日する必要はなく、1週間に1,2回でも大丈夫です。まだ分解が終わっていない時、臭いがする時は最後に新しく土を被せておきましょう。

そして分解を早める方法として、生ゴミをできる限り細かくする方法もおすすめです。

我が家の場合は面倒でも1度生ごみをミキサー(フードプロセッサー)で細かくしてから投入しています。細かくする方法はハサミでもなんでも大丈夫です。

まだ我が家もカルスでの土作りは数回しか行ったことはありませんが、この土で育てることによりどのような変化があるのか、カルスを使わない土と違いはでるのかなど色々育ててみたいなと思っています。

気になる方はぜひ1度試してみてください。いい土づくりができますように..♪

 

あい
あい

最後までお読みいただきありがとうございました♪

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